株式会社 誠文堂新光社 お気に入り
絞り染め大全 日本の絞り染めの歴史から技術まですべてがわかる (the complete japanese tie-dyeing)
あらすじ
絞り染めは、布をくくったり、縫い締めたりして、その部分に染料が入らないようにして様々な文様を染め出す染織技法のひとつです。
絞り染めは、文様を染め出す技法としては、比較的、原始的な方法であり、日本はもちろん世界各地にも存在しています。日本の歴史も古く、明治の初期にはすでに100を超える技法があったといわれています。
本書では、日本の絞り染めをテーマに、杢目絞り、折り縫い絞り、日の出絞り…など、様々な絞り染めの技法を紹介した技法書です。また、絞り染めの歴史や、江戸〜昭和の全国各地の絞り染めの着物、藍染めについてなど、絞り染めに関わる資料的な価値の高い情報も盛りだくさん紹介している、まさに決定版的な書籍といえます。
目次
第1部 技法篇(絞りの準備と技法
糸だけで括る技法
縫って絞る技法
巻き上げ台を使用する技法
くの字鉤針を使用する技法
鹿の子絞りの技法
烏口状の台を使用する技法
棒に巻きつけて絞る技法
防染や染め方を工夫した技法
染色と仕上げ)
第2部 資料篇(絞り染めの歴史と各地の着物
絞りの変遷と検証)
著者紹介
安藤 宏子 (アンドウ ヒロコ)
大分県出身。大分上野丘高等学校、実践女子大学卒業。工房「遊草庵」・教室「遊草会」主宰。醗酵建正藍染めを行い、絞り染め作家として東京をはじめ全国の企画展、講演会で活躍。絞り染めの調査保存と研究活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2013年1月 |
本体価格 | ¥7,500 |
サイズ・版型 | B5判(182×257) |
ページ数 | 272ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784416613337 |
ジャンル | 実用書 > 実用書全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |