朝日新聞出版 お気に入り
乱反射
貫井徳郎
あらすじ
幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは? 街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった! モラルなき現代を暴き出す、日本推理作家協会賞受賞作。
著者紹介
作家。1968年生まれ。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』によりデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。著書に、『愚行録』『明日の空』『灰色の虹』『新月譚』『微笑む人』『ドミノ倒し』『北天の馬たち』『私に似た人』『我が心の底の光』『壁の男』など多数。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2011年11月 |
本体価格 | ¥820 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 600ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022646385 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり (日本で映画化) |