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株式会社 蓮華舎 お気に入り

母の力――すべての創造の根源からの教え

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あらすじ

「男性であろうと、女性であろうと、目覚めるために必要となるのは、自分の中に眠る女神という女性性への目覚めからなのです。内なる女神の存在に気づき、畏敬の念を抱くならば、『母』は間違いなく祝福を与えてくれます。女性性を蔑ろにして、人間の目覚めは起らないのです」(本文より)

この世のすべてを絶妙なバランスの上に成り立たせる、万物の創り主である宇宙の母(マザー)直伝の教えとは――。前作『恩寵の力』で鮮烈な印象を与えた著者の続編となる本書は、今まで語られることの少なかった、万物を創った大本の存在である「宇宙の母」に焦点があてられており、次に発行が予定されている『目覚めの力』を補完する役割を果たしている。

この世のすべてを創造し、絶妙なバランスの上で生み育む「母」は、マハー・マーヤという別名の通り、真実を覆い隠す「マーヤ」というヴェールで探求者を翻弄する力でもあり、それを取り去る智慧を与えてくれるものである。
また本書では、同じく「母」の創造物である、ブッダやキリストすら翻弄された「魔境」と、それをどのように看破したらよいのかについての導きにも丁寧に触れられている。

インド・チベットで修行ののちに「母」を直接感得することになった著者独特の「マザーの世界観」を味わい、「母」の恩寵の内に目覚めを経験するために必要な言葉を超えた経験を喚起する一冊になっている。

前半は著者の「母」にまつわる経験から来る多角的な解説、後半は前半の理解を補うための講話と問答集になっており、三部作の最終章となる『目覚めの力――死と悟りが教える人生の目的』(仮題)の刊行も予定されている。

著者紹介

1965年東京生まれ。俳優の両親の元に長男として生まれる。ベトナム戦争のまっただ中、反戦運動をしていた両親が、世界平和の願いを込めて“和平“という名前をつける。幼少期より度重なる臨死体験とその体験よりもたらされた感覚によって、神秘の世界に目覚める。

8歳のときに弥勒菩薩との遭遇により歩むべき道を確信し、13歳からはキリストを愛し、日々祈りの中で過ごす。15歳でヨーガと出会う。この頃、平和運動、教育、環境問題と関わり、17歳で人生のテーマは平和の実現だとわかる。

自分の中の宗教的感性によってインドへと導かれ、ビハール・スクール・オブ・ヨーガ主宰、スワミ・サッテャーナンダ師の弟子となり、21歳までヨーガの修行をする。師の助言に従い仏教の勉強を始め、しばらく師を探す旅をする。のちに、チベット仏教のサキャ派の法王であるサキャ・ティチン師と出会い、師の元で修行が始まる。26歳からは、運命的な出会いを通して、チベット仏教四大ラマの一人であるニンマ派最高峰の生き仏、ミンリン・ティチェン師の弟子となり、ゾクチェンやその他の教えを学ぶ。師から、自分の役目は日本にあると言われ日本に帰国。29歳から日本での本格的な生活が始まる。

35歳のときに恩寵により人生における疑問のすべてが解消し、以来、自らの人生での経験や理解を通して得られた知識を教える日々を過ごしている。

シリーズ名 岩城和平 著作集
発行年月 2022年9月
本体価格 ¥2,900
サイズ・版型 四六判(127×188)
ページ数 304ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784910169071
ジャンル 人文・教養・教育 > 哲学・思想
映像化・
メディアミックス実績
なし
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