朝日新聞出版 お気に入り
ネクロポリス(上・下巻)
恩田陸
あらすじ
英国と日本の文化が融合した世界〈V.ファー〉の「アナザーヒル」では、死者と交流する「ヒガン」と呼ばれる行事が毎年行われている。「血塗れジャック」と呼ばれる連続殺人鬼によって5人が殺害されるという事件が発生した年、聖地であるアナザーヒルでも不可解な殺人事件が立て続けに起きる。犯人探しが進むなか、不思議な風習に彩られたアナザーヒルが変質し始める。東洋と西洋、過去と現在、生と死、あらゆる境界線が揺らぐ世界観を、いまだかつてないスケールで描き、ミステリーとファンタジーの融合を果たした恩田陸の最高傑作!2005年に単行本が刊行されたのち、2009年に文庫化。
著者紹介
1964年宮城県生まれ。早稲田大学卒。92年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞をダブル受賞。06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と本屋大賞をダブル受賞
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2009年1月 |
本体価格 | ¥720 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 944ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022644695 / 9784022644701 |
ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |