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徴産制
あらすじ
女になって、子を産め。国家は僕にそう命じた――。2093年、疫病により女性人口が激減した日本で、満18歳から30歳の男性に性転換を課し、出産を奨励する制度が施行された。貧しい農村に育ったショウマ、政治家を志すハルト、知人の国外脱出を助けるタケル……。立場も職業も思想も異なる5人の男性が〈女〉として味わう理不尽と矛盾、そして希望とは。男女の壁を打ち破る挑戦的で痛快な物語。
著者紹介
1964年、富山県生れ。8年間のOL生活ののち専業主婦に。2011年「べしみ」で女による女のためのR-18文学賞大賞受賞。同作を収録した『甘いお菓子は食べません』でデビュー。ほかの著書に『劇団42歳♂』『私のことならほっといて』『あとを継ぐひと』など。
シリーズ名 | 新潮文庫 |
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発行年月 | 2021年12月 |
本体価格 | ¥670 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 316ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784101206226 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |