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嘘と正典
あらすじ
マルクスとエンゲルスの出逢いを阻止することで共産主義の消滅を企むCIAを描いた歴史改変SFの表題作をはじめ、零落した稀代のマジシャンがタイムトラベルに挑む「魔術師」、名馬・スペシャルウィークの血統に我が身を重ねる「ひとすじの光」、東フランクの王を永遠に呪縛する「時の扉」、音楽を通貨とする小さな島の伝説を探る「ムジカ・ムンダーナ」、ファッションとカルチャーが絶え果てた未来に残された「最後の不良」の6篇を収録。圧倒的筆致により日本SFと世界文学を接続する著者初の短篇集。
著者紹介
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第三八回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』(2019年)で第162回直木三十五賞候補となる。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2022年7月 |
本体価格 | ¥840 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 317ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784150315276 |
ジャンル | 文芸・文庫 > SF |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |