あらすじ

著者の湯澤紀子氏は法政大学の教授であり、歴史地理学、農業史の専門家である。「人糞地理学者」というユニークな肩書を自称し、食と排泄物という、人間に身近なものから地域・環境・社会について考える研究や市民講座、ワークショップも行ってきた。本書は、そんな湯澤教授が児童向けに書き下ろした「ウンコ教育本」。小学校のクラスを舞台にした授業形式の物語仕立てで、破天荒な「もじゃ大」先生とともに、子どもたちはウンコ（食と排泄物の循環）を通じてSDGｓや人類の歴史を楽しく学ぶ。社会科、体育、国語、理科、図工など、あらゆる授業で展開する「ウン小話」は全17話。世界を旅したルポエッセイやイラストエッセイで有名な金井真紀氏のかわいいイラストも満載している。「災害時のトイレはどうする？」「トイレ紙がなかったら」など、解説や付録も充実している。

著者紹介

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