ディスカヴァー・トゥエンティワン お気に入り
幸せジャンクション──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡
あらすじ
心がじんわりあたたまる旅物語
人生の分岐点は、突然やってきた。
訳あり主人公の人生を変えた、三泊四日のキャンピングカーの旅
勤務先の運送会社が突然倒産し、途方に暮れる主人公・浜浦遼二は
社長の計らいで、退職金代わりにキャンピングカーを手に入れる。
そして、不思議な縁に導かれ、キャンピングカーを使った人助けの旅が始まることに。
困難を切り抜けていく浜浦だが、実は過去に秘密を抱えていて……。
書店員さんから激賞のコメント、続々!】
日々、いろいろな情報が錯綜する中で、気持ちが明るくなるような、自分の人生も悪くないなと思えるような出来事に出会いたいと思う時があります。個人的に、小説が好きな理由がここにあると思っています。
なかなか気持ちに余裕が持てない時、人にも自分にもやさしくできない時、ほんのちょっとのきっかけがほしい。本書には、そんな人のお手伝いが出来る力があると思います。
一家に一人、浜浦さん!!富山にもキャンカータクシー来てくれますか??
(明文堂書店富山新庄経堂店野口陽子)
この物語、ほとんど嫌な人が出てこない。でも、この物語はそれで良い!
何か訳ありで、人と距離を取ってきたはずの主人公が、ひょんな事からキャンピングカーという非日常感のあるものを手に入れて、自分本来の姿を取り戻していく。
その過程で偶然出会う人々の生き方に影響を与える、不思議な魅力のある主人公だった。
私も何かで悩んだ時、浜浦さんとお話ししながらキャンピングカーで旅してみたい!
(東京旭屋書店新越谷店猪股宏美)
著者紹介
1997年小説推理新人賞受賞、2001年大阪ミレニアム・ミステリー賞-大阪21世紀協会賞受賞、2014年本のサナギ賞-優秀賞受賞。
【主な著作】
『錯覚都市』(双葉社)
『牙のある鳩のごとく』(角川春樹事務所)
『ホノルル臨時探偵局過酷な楽園』(BookWay)
『稲荷山誠造明日は晴れか』(ディスカヴァー)
シリーズ名 | --- |
---|---|
発行年月 | 2023年1月 |
本体価格 | ¥1,650 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 304ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 978-4799329252 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |