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千年の黙 異本源氏物語
森谷 明子
あらすじ
【第13回鮎川哲也賞受賞作】
帝ご寵愛の猫はどこへ消えた? 出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。帝を慮り左大臣藤原道長は大捜索の指令を出すが――。気鋭が紫式部を探偵役に据え、平安の世に生きる女性たち、そして彼女たちを取り巻く謎とその解決を鮮やかに描き上げた絢爛たる王朝推理絵巻。
著者紹介
神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙(しじま) 異本源氏物語』で第13回 鮎川哲也賞を受賞しデビュー。ほか、 おもな作品に『白の祝宴』『望月のあと』『れんげ野原のまんなかで』『花野に眠る』(小社刊)、『春や春』(光文社)、『七姫幻想』『深山に棲む声』『緑ヶ丘小学校大運動会』(双葉社)、『葛野(かどの)盛衰記』(講談社)、『FOR RENT 空室あり』(幻冬舎)など。
シリーズ名 | 創元推理文庫 |
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発行年月 | 2009年6月 |
本体価格 | ¥1,000 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 478ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784488482015 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |