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幕末 志士の作法

小田部雄次

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あらすじ

本書は、歴史に名を残した偉人たちとはちょっと違う下級志士がテーマです。志士も多くは誰もが歴史小説のように“立派“だった訳ではないのです。中には、時間だけはたっぷりある幕府のごく潰しの武士たちが、暇だったので攘夷というブームに乗ってみた者、給金目当てで佐幕側についた者もおり多種多様。逆に農民も、動乱のさなか、運があれば武士(もどき)になれてしまう為、頑張りすぎてしまった者がいたりと人生いろいろ……。
そのようなこれまでの志士像では捉えきれない当時の空気感や時代性を詳細に解説しております。
全ページを判りやすいイラストと文章で構成。時代に翻弄された志士たちの生きざまを通じて幕末の本質に迫ります。

目次
一章 幕末志士の作法
二章 攘夷派と佐幕派の作法
三章 武装の作法
四章 幕末志士が作った維新の作法

コラム
片っ端から斬り捨てる幕末の恐ろしい暗殺者
新選組副長の土方歳三はほぼ手を下していない
幕末時代、ラッパや太鼓は合図として使用した
江戸の9割以上が喫煙者だった

著者紹介

小田部雄次(監修)
1952年東京都生まれ。静岡福祉大学名誉教授。立教大大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。国立国会図書館海外事情調査課非常勤職員、静岡福祉大社会福祉学部教授などを経て、現職。専門は日本近現代史。主な著書に『皇族 天皇家の近現代史』(中央公論新社)、『肖像で見る 歴代天皇125代』(角川新書)など多数。

シリーズ名 作法シリーズ
発行年月 2019年10月
本体価格 ¥1,600
サイズ・版型 A5判(148×210)
ページ数 192ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784906993789
ジャンル 人文・教養・教育 > 歴史・地理
映像化・
メディアミックス実績
なし
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