あらすじ

ぼくが物心がついたころ、
おばあさんは猫を飼っていました。
とてもきれいな かわいい 黒猫でした。

おいしい食べ物があったら、
おばあさんはかならず猫のために残します。

猫が家にいるお陰で、
ネズミたちはおとなしくしてるしかありませんでした。

そして、停電の夜にきらめく猫の目は、
おばあさんにとって たったひとつの光でした。

静かな時の流れのなかで、猫とおばあさんの日常が描かれる。
2人の死後にあった神秘的な物語は、言葉のない世界で語られます。

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