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ブランケット・キャッツ
あらすじ
馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘア――。「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈った温もりと小さな光を描く7編を収録。2011年に文庫化。
「花粉症のブランケット・キャット」「助手席に座るブランケット・キャット」「尻尾のないブランケット・キャット」「身代わりのブランケット・キャット」「嫌われ者のブランケット・キャット」「旅に出たブランケット・キャット」「我が家の夢のブランケット・キャット」
著者紹介
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。小説家として次々と話題作を発表するかたわら、ライターとしても活躍している。主な著書に『定年ゴジラ』『流星ワゴン』『疾走』『とんび』『希望ヶ丘の人びと』『かあちゃん』『ファミレス』『赤ヘル1975』ほか多数。近著に『どんまい』『木曜日の子ども』『ニワトリは一度だけ飛べる』『旧友再会』がある。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2008年2月 |
本体価格 | ¥1,500 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 332ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022503978 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり (NHKドラマ化) |