株式会社 くもん出版 お気に入り
ぼくんちのねこのはなし
いとうみく(作) / 祖敷大輔(絵)
あらすじ
ぼくんちの猫・ことらは、16歳。ぼくが生まれる前からうちの家族だった。そんなことらは、最近様子がおかしいんだ。好物の焼きのりも、ドライフードも食べなくなって……。お母さんとことらを病院につれていったら、先生は「治らない病気です」って言うんだ。ほんとうに、ことらはいつか死んじゃうのかな。そんな日、ずっと来なければいいのに。
少年と猫の物語を通して、「命」と「家族」の問題を読者に問いかける児童文学。
第38回坪田譲治文学賞受賞作品。
著者紹介
いとうみく:神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で日本児童文学協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞、『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞、『きみひろくん』(くもん出版)で第31回ひろすけ童話賞を受賞。おもな作品に、『カーネーション』(くもん出版)などがある。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。
祖敷大輔:広島県生まれ。イラストレーター。装画を手がけた作品に、2017年に本屋大賞 翻訳小説部門を受賞した『ハリネズミの願い』などがある。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2021年11月 |
本体価格 | ¥1,430 |
サイズ・版型 | A5判(148×210) |
ページ数 | 120ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784774332871 |
ジャンル | 児童書 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |