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李の花は散っても
深沢潮
あらすじ
かつて後の昭和天皇の最有力妃候補と言われながら、自身の李王世子・李垠との婚約を新聞の紙面で初めて知り、梨本宮方子は頽(くずお)れた――皇族でありながら政策によって李王朝に嫁いだ李方子王妃の数奇な運命を縦糸に、また方子を半島から来た革命家と恋に落ち社会から転落していく女性・マサを横糸に、戦前・戦中・戦後の日本と朝鮮半島を舞台に描く、著者渾身の力作。
著者紹介
1966年東京生まれ。2012年「金江のおばさん」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞、受賞作を収録した連作短編集『縁を結うひと』(『ハンサラン 愛する人びと』改題)を刊行。著書に『ひとかどの父へ』『緑と赤』『海を抱いて月に眠る』『乳房のくにで』『翡翠色の海へうたう』『わたしのアグアをさがして』など多数。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年4月 |
本体価格 | ¥1,980 |
サイズ・版型 | --- |
ページ数 | 368ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022518170 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |