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上野千鶴子がもっと文学を社会学する
あらすじ
著者の生き延びるための読み解き術にかかると、何より面白く痛快で、世の中のカラクリがわかる。凡百のグルメ本を超えた最強のフェミ本、春画研究での江戸のセクシュアリテイ、林真理子や川上未映子の小説から「介護」と「出産」、男のフェミニズムなどを題材に、読んで役立つ分析力に唸る快著。
〇目次より(一部)
1 家族はどこからどこへ……食を切り口にした鮮やかな戦後女性史/どぶろくと女への二千年の愛と怒り
2 女はどう生きるのか……女ひとり寿司は最後の秘境/喪失のあとに おひとりさまになってから
3 男はどう生きるのか……なぜ魔女のキキは一三歳なのか?/モテたい男のカン違い
4 文学と社会学のあいだ……東アジア儒教圏の負け犬たち/母性賛美の罠 父の不在と母の過剰
5 色と恋……春画はひとりで観るもんじゃない/夜這いを実践した民俗学者
6 老いと介護……老い方に「技法」はあるか/「息子介護」に学ぶ もうひとつの男性学
7 思いを受け継ぐ……てっちゃんはNPOの先駆者だった/京おんなは稀代のネットワーカー
著者紹介
社会学者。東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年、朝日賞受賞。著書に、『ナショナリズムとジェンダー』『生き延びるための思想』『おひとりさまの老後』『身の下相談にお答えします』『情報生産者になる』など多数。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年1月 |
本体価格 | --- |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 296ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022518781 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |