あらすじ

つまみ細工の難しいところは、作業が細かくて多いこと。そこで、より気軽につまみ細工を楽しめるアイディアを提案。布染めをペンで簡単に、木工用ボンドを使って時短＆手軽に、本格的な小物も接着剤で貼るだけに。もちろん、伝統的な手法もきちんと紹介します。
美しいつまみ細工のために大切なのは、ひとつひとつの作業の精度を上げること。プロセスではモチーフを丁寧に解説、ポイントとなる部分や仕上げでは角度違いの写真を紹介したり、指の動きを細かくガイドしたり。「美しいつまみってどこが違うの？」をわかりやすくレクチャー。
せっかく作るなら、褒められる素敵な小物に仕上げたいもの。本書の小物の仕立て方はどれもとってもシンプル。モチーフをひとつ作るだけでOKのブローチやリングから、インテリア雑貨まで豊富に取りそろえました。つまみ細工ならではの魅力を生かしながら、和の装いにも、いつものおしゃれにも似合う、普段づかいできる小物を厳選。

著者紹介

物心ついたときから裁縫や工作といった手仕事好き。本やキットを購入して楽しんでいたなかで、どのクラフトワークよりも一番魅了されたのがつまみ細工。「売ってほしい」「教えてほしい」の声に応えるうちに作家の道へと進む。現在は、販売サイトを通じてのつまみ細工の製作販売のほか、全国のアートイベントやハンドメイドイベントにて、製作販売・出張ワークショップを行っている。絹だけでなくあらゆる生地を使った、普段づかいできるアイテム作りに定評がある。