東京創元社 お気に入り
影踏亭の怪談
あらすじ
僕の姉は怪談作家だ。本名にちなんだ「呻木叫子(うめききようこ)」というふざけた筆名で、民俗学の知見を生かしたルポ形式の作品を発表している。ある日、自宅で異様な姿となって昏睡する姉を発見した僕は、姉が霊現象を取材していた旅館〈K亭〉との関連を疑い調査に赴くが、深夜に奇妙な密室殺人が発生し──第17回ミステリーズ!新人賞受賞作ほか、常識を超えた恐怖と驚愕が横溢する全4編。
著者紹介
1982年栃木県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。研究者として幽霊・妖怪について論考を発表するかたわら、2020年、怪異と謎解きのバランスの新しさを高く評価された「影踏亭の怪談」で第17回ミステリーズ!新人賞を受賞。主な著書に『現代幽霊論』『Jホラーの幽霊研究』『赤虫村の怪談』『地羊鬼の孤独』、共著に〈怪談オウマガドキ学園〉シリーズがある。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年6月 |
本体価格 | ¥780 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 312ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 978-4-488-45121-9 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ミステリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |