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存在のすべてを
あらすじ
平成3(1991)年に神奈川県下で発生した「二児同時誘拐事件」から30年。当時警察担当だった大日新聞記者の門田は、令和3(2021)年の旧知の刑事の死をきっかけに、誘拐事件の被害男児の「今」を知る。彼は気鋭の画家・如月脩として脚光を浴びていたが、当時の事件の背景については一切口を閉ざしていた。
異様な展開を辿った事件の真実を求め、再取材を重ねた結果ある写実画家の存在に行き当たるが──。
元新聞記者の著者による、終始臨場感のある本格社会派ミステリ。
著者紹介
1979年生まれ。大学卒業後に神戸新聞社入社。
2011年『盤上のアルファ』で作家デビューし、翌年から専業作家として活動。映像化作品には『罪の声』、『騙し絵の牙』(映画化)、
『盤上のアルファ』、『歪んだ波紋』(テレビドラマ化)など。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年9月 |
本体価格 | ¥2,200 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 472ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022519320 |
ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |