朝日新聞出版 お気に入り
60歳からめきめき元気になる人
あらすじ
退職すれば朝、起きても行くところがない……。自分の「役割」も「居場所」もなくなりそうだ。体力、気力もめっきり落ちた。人生の残り時間が気になり始める50代後半から、60代、70台ともなると誰しもそんな不安に襲われる。しかし、ここがターニングポイント。ちょっとした心の持ちようで、これからの人生を輝かせることができるのだ。後半人生で幸せになれるのは、どんな人なのか?心理学博士がそんな人たちの考え方とコツを解き明かす。
〇無趣味なのは仕事で頑張ってきた証拠。無理な趣味探しなど無用!やっと「産業用ロボット」の生活から抜け出せる。いまさら新しい人間関係に悩むなんて、トンデモない。
〇心理的な居場所の代わりは、どくにでも作れる。静かな図書館でも、町の雑踏のなかでも。豊かな時間は孤独の時にやってくる。
〇老年期はさまざまな「喪失の時代」。若さを失い、職場を失い、愛する配偶者を喪うこともある。そんなときは、こうすればーー・
〇人生の先人、達人たちの言葉に耳を傾け、その生き方を知ろう。
あなたもいつか、どこかで、誰かの役に立つことができる!読み進むうちに、不安が消えてゆく。老齢者とその少し手前の人にとって、まさに福音の書。
〈目次から〉
プロローグ 私たちは人生で3度路頭に迷う
第1章 高齢期への突入をどう受け止めるか?
第2章 居場所をめぐる葛藤の落とし穴
第3章 喪失の悲しみをどう乗り越えるか?
第4章 没頭できる「何か」はあった方がいいが、なくてもいい
第5章 これからの人生に希望を与えてくれる先人の言葉や生き方
著者紹介
1955年東京都生まれ。心理学博士。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、MP人間科学研究所代表。『「上から目線」の構造』『〈自分らしさ〉って何だろう?』『50歳からのむなしさの心理学』『自己肯定感という呪縛』など著書多数。
シリーズ名 | 朝日新書 |
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発行年月 | 2023年7月 |
本体価格 | ¥890 |
サイズ・版型 | 新書(103×182) |
ページ数 | 248ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022952257 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |