東洋館出版社 お気に入り
ちいさな天使のものがたり
かわかみ せいじ
あらすじ
『空の上にいた天使が、人間の子どもとなることを望み、「お母さん」を探す。
やがてある女性を選ぶが、神さまにその「お母さん」とは長くは一緒にいられないと諭される。
それでも、その女性こそ、自分の「お母さん」になってもらいたい人だと信じた天使は、
運命を受け入れ、お母さんのお腹に宿り、幸せな時を過ごす。
しかしやがて、約束の時がきて、天使はまた空に帰る。
お母さんは嘆き悲しむが、あるとき、彼女もその運命を受け入れ「来てくれてありがとう」とほほ笑む。』
―流産や死産、やむをえない事情で、お腹に宿した子どもを産めなかった女性の悲しみは深い。自分を責め、他人に話すこともはばかり、一生癒えることのない心の傷を負う。―
しかし、短い時間でも、共に過ごした幸せな記憶はまた宝物でもある。悲しみを受け入れながら、また、その記憶とともに希望をもって歩き出してほしい。
本書は、そのような著者の願いのもと、悲しみに寄り添い、癒しと希望を与える本である。
著者紹介
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シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2017年6月 |
本体価格 | ¥1,200 |
サイズ・版型 | A5判(148×210) |
ページ数 | 32ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784491033624 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし (例:アニメ、実写映画、舞台) |