あらすじ

「自分らしく生きよう」「自分を見失わないで生きよう」などといわれるけど、本当の自分って何だろう?　
オンリー・ワンな自分って何なんだろう?　いま目の前にいる自分自身を哲学してみよう。

著者紹介

和田秀樹（わだ・ひでき）
精神科医。
心理学、教育問題、老人問題、能力開発、大学受験などのフィールドを中心にして、テレビ、ラジオ、雑誌などで活躍。

山本容子（やまもと・ようこ）
銅版画家。
抜群の構成力と印象的な色使いで、洒脱で洗練された独自の銅版画の世界を確立。数多くの書籍の装幀・挿画をはじめ、幅広いメディアで活躍。

三田誠広（みた・まさひろ）
作家。
『Mの世界』で文壇にデビューし、『僕って何』で芥川賞を受賞。著書に、『いちご同盟』『星の王子様の恋愛論』『三田誠広の法華経入門』など。

C・Wニコル
作家。
長野県内に居住し、執筆活動のかたわら所有する「黒姫・アファンの森」の手入れや、荒れた森の再生に尽力し、自然保護活動を支援する。

須藤訓任（すどう・のりひで）
大阪大学教授(哲学)。
西洋近・現代思想専攻。著書に『ニーチェ』、共著に『現代哲学を学ぶ人のために』、共訳に『哲学と自然の鏡』などがある。