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Feasting in Shakespeare’s Playsシェイクスピアのごちそう
あらすじ
シェイクスピアを、もっと身近に知りたいと思ったことはありませんか? この本「シェイクスピアのごちそう」では、シェイクスピア劇に出てくるごちそう(宮廷料理やスィーツなど当時の豪華でおいしい英国料理!)を題材に、シェイクスピアの世界が、旅するように楽しく理解できます。著者は本場イギリスでシェイクスピアを研究し、日本でシェイクスピア劇の演出に携わっていました。この本では、イギリス時代の料理本やレシピ集を参考にしながら、現代風にアレンジしたレシピも紹介しています。シェイクスピアや英国文化を研究中の人には、とびきりの「ごちそう」となる本です。シェイクスピア等古典文学を追究する出版社、編集者の方に。現在、最終編集中ですが、共同出版、版権交渉可能です。
著者紹介
英国イースト・アングリア大学映画学科(修士号修得)、外国映画配給会社にて、ケネス・ブラナー監督・主演映画Hamletなどのシェイクスピア映画の宣伝プロデューサーを務める。その後、英国バース大学翻訳学科にて修士論文として、当時日本語未翻訳のシェイクスピア最後の戯曲(ジョン・フレッチャーと合作)The Two Noble Kinsmen (二人のいとこの貴公子)を翻訳。
続いてロンドン大学キングスカレッジ&ロンドン・グローブ座の修士課程にてシェイクスピアを学び、キングスカレッジではケンブリッジ版『じゃじゃ馬馴らし』やアーデン版『ハムレット』の編集を手がけるアン・トンプソン教授、アーデン版『ヘンリー八世』(シェイクスピア&フレッチャー作)の編者でありフレッチャー研究家としても知られるゴードン・マクマラン教授らからアカデミックな指導を受けると共に、グローブ座では演出家らによるワークショップ等にも参加。修士論文のテーマはThe Two Noble Kinsmen。
同課程修了後、山手ゲーテ座とシアターカイにて『二人のいとこの貴公子』をオリジナル邦訳にて本邦初上演。シアターカイにてシェイクスピア原作『じゃじゃ馬馴らし』The Taming of the Shrewとフレッチャー原作の続編『じゃじゃ馬馴らしが馴らされて』The Tamer Tamedをオリジナル邦訳にて日本で初めて同時上演、2年がかりで完成させる『ハムレット』公演(シアターカイ、山手ゲーテ座)のプロジェクトに取り組むなど、シェイクスピア作品の翻訳と演出に関する実験的な取り組みをおこなう。
また、シェイクスピアの時代の食に関する歴史やレシピを研究、シェイクスピア作品に登場する料理を当時の資料やレシピを基に再現するほか、伝統的なイギリス料理とそのレシピをホームページなどで紹介している。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2021年8月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | 新書(103×182) |
ページ数 | 200ページ |
内カラーページ数 | 16ページ |
ISBNコード | 9784904402252 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > 人文・教養・教育全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |