あらすじ

日本の国民食とも言えるカレーについて、味覚、歴史、経済など様々な角度から解説し、10歳から大人まで食を通じた知的探求を楽しめる児童向け教養書。著者の水野仁輔は、有名なカレー出張調理ユニット「東京カリ〜番長」の活動で知られるカレー研究家で、日本にスパイスカレーのブームを起こした立役者である。ストーリーマンガと挿絵は、『こども六法』などベストセラー児童書を数多く手掛ける伊藤ハムスターが担当した。小学生のヒロトは、ライバルのマサに勝って、夏の林間学校でクラス一番の「最強カレー」を作ろうと決意する。ヒロトは偶然出会った「伝説のカレーマスター」に導かれ、カレーについて探究する。「カレーの辛さのひみつ」「カレーでお金もうけをする方法」など、ストーリーマンガと対話形式で、カレーの世界を楽しく学べる。スパイスの黄金比や日本の発明品「カレールー」の秘密など解説も充実。子どもと作れる「最強カレー」のレシピも収録。日本で独自の進化を遂げた「カレー」について深く学べる一冊である。

著者紹介

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