二見書房 お気に入り
私はだんだん氷になった
木爾 チレン
あらすじ
……一緒に死んでくれるよね?
……うん、一緒に死ぬよ。
コロナ禍で推しアイドルに会えなくなった氷織が落ちていった沼は、推しアイドルの〈なりきり〉とのメッセージ交歓だった。
顔を見たこともない相手への恋――。それがすべての悲劇の始まりだった。
『みんな蛍を殺したかった』に続く、「黒歴史シリーズ」の第二弾
著者紹介
チレン(きな・ちれん)
京都府出身。大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。美しい少女の失恋と成長を描いた『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる。近著に、引きこもりの少女の部屋と京都が舞台の恋愛ミステリ『これは花子による花子の為の花物語』(宝島社)がある。黒歴史と少女の淀みを描いたミステリ小説『みんな蛍を殺したかった』に続くのが、本作『私はだんだん氷になった』である。/
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2022年9月 |
本体価格 | ¥1,700 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 280ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784576221465 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ミステリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |