二見書房 お気に入り
東大名誉教授がおしえる! 建築でつかむ世界史図鑑
あらすじ
城、教会、会社、橋、道路、墓……
古代から現代まで352掲載
「建築」を見れば
歴史・経済・人間がわかる!
謎に包まれた都、富と知の象徴、驚きの物語、国を滅ぼした宮殿、実在した神話、暴かれた陰謀…写真で見るから世界史が頭にスッと入る!
◎ピラミッドは世界初の公共事業。
世界初のストライキも起きた
◎パルテノン神殿の建設費が
ギリシア世界を混乱させた
◎イスラーム教最大の聖地に
まつられているのは黒い石のみ!?
◎ポルトガルの香辛料貿易の利益が
注ぎ込まれたジェロニモス修道院とは
◎世界初の保険制度が誕生した、
ロンドンのコーヒーハウス
◎2万人の職人と1000頭の象を
動員して建てたタージ・マハル
◎ドイツ統一と引き替えに建てられた、
ノイシュバンシュタイン城
◎エンパイア・ステートビル完成直後は
恐慌で空き家だらけだった!?
……etc.
視覚の印象は強烈であるから、物事はしばしば姿や形で思い出される。
歴史をふりかえっても、形あるものこそ圧倒的な残像をなしている。
(中略)
建築を通して人類の足跡をながめるならば、残された手掛かりが視覚に刻まれるだけにひときわ鮮やかであり、新たな世界史像が浮かび上がってくるだろう。
「はじめに」より
著者紹介
本村凌二 (もとむら・りょうじ)
1947年、熊本県生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。博士(文学)。専門は古代ローマ史。
『薄闇のローマ世界―嬰児遺棄と奴隷制』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。
著書に『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』『愛欲のローマ史 変貌する社会の底流』 (以上、講談社学術文庫)、『多神教と一神教―古代地中海世界の宗教ドラマ』 (岩波新書)、『ローマ帝国 人物列伝』 (祥伝社新書)、『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』 『世界史の叡智 - 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』(以上、中公新書)、『独裁の世界史 』(NHK出版新書)、『教養としての「世界史」の読み方』『教養としての「ローマ史」の読み方』『20の古典で読み解く世界史』(以上、PHPエディターズ・グループ)など多数。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2021年11月 |
本体価格 | ¥1,727 |
サイズ・版型 | A5判(148×210) |
ページ数 | 176ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784576211763 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > その他教養・雑学 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |