あらすじ

部下に任せることに不安を抱き任せられない上司・経営者は多い。
そのため、リーダー層の間では、部下に任せるより自分がやったほうが早いし失敗もないと、「何でも自分でやってしまう病」が蔓延している。
人手不足の状況が続く中、管理職であっても積極的に現場に出て、自分でも数字を作らなければならないプレイングマネージャーである場合が多い。だからこそ、自分の仕事の一部をいかに「任せる」かが業績を左右する。すべてを自分でこなしていては、肝心なマネジメント業務がおろそかになり、職場の成長・発展を妨げてしまう。
本書では、社員のモチベーションを上げながら業務を滑らかに進行させる、リーダーなら必ず身につけたいコミュニケーション術を紹介。

著者紹介

岡本文宏（おかもと・ふみひろ）
スタッフのやる気と定着率を一気に上げる！人材育成の専門家
メンタルチャージISC研究所 株式会社　代表取締役
アパレル専門店チェーン勤務を経て、セブン‐イレブンＦＣ店を経営。人が「採れない、育たない、続かない」の三重苦の中、2時間半の睡眠で180日連勤を経験。現状から脱するには「仕事を任せる」ことが近道と捉え、試行錯誤を重ねた結果、部下が育ち、イキイキ働き、人がすぐに辞めない職場づくりを実現。人材の定着率は業界平均の4倍となる。
ＦＣ契約解消後、2005年より現職。『人の問題で悩む経営者、組織のリーダーを「０」にする』『中小企業を再起動させる』をミッションとし、スタッフの“やる気”と企業の“業績”を同時に上げるマネジメント、採用手法を提供。
テレビ、ラジオへの出演、取材多数。専門誌への執筆は600冊を超える。講演、研修は年に100本以上。著書は『仕事のできる人を辞めさせない15分マネジメント術』（WAVE出版）、『店長の一流、二流、三流』（明日香出版） 他を上梓。海外でも翻訳されている。