太田出版 お気に入り
帯広昭和革命1952
大嶋 賢洋
あらすじ
カバーイラスト:安彦良和
戦後の混乱期、北の地の「悪所」で、女たちの革命が起きていた。
1952年冬、北辺の街・帯広で、色街の女たちの反乱が起こる。自らを縛る不法な借金と、そのために身を売る女たち。この不条理に抗って彼女たちは自由のための旗を振った。時は朝鮮戦争のさなか、この女たちの反乱に、様々な立場の男たちの陰謀が絡みつく。「帯広革命都市」宣言。侵攻する北朝鮮特殊部隊を阻止するため、地元の復員兵だった男たちは再び雪原で銃をとる。反乱の末に辿り着いた女たちが見たものは――。
帯広出身の著者が満を持して活写する、「かつてありえたかもしれない」戦後昭和秘史。
※この作品はフィクションです
著者紹介
1949年北海道帯広市生。1967年帯広三条高校卒業。東洋大学第二文学部中退。1978年『はだしのゲン』(中沢啓治・著)の初の英語翻訳版の企画・出版に関わる。2020年「東映100年アニメプロジェクト」企画コンテスト大賞受賞(https://toeianim-100p.jp/)。著書に『定年バックパッカー読本』(集英社)。50歳を機に小説同人誌「DRUG」を創刊、以来書き続けて25年、本作が小説家デビュー作となる。
| シリーズ名 | --- |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年7月 |
| 本体価格 | ¥2,300 |
| サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
| ページ数 | 390ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784778340490 |
| ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




