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会社と株主の世界史

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あらすじ

「株式」をめぐる歴史を分解したら、現代の経営の課題が見えてきた!
英国東インド会社まで遡り、株式会社の存在意義と経営の在り方をめぐる社会・株主と経営者・時の権力者とのせめぎ合いの歴史を、数々のエピソードとともに追跡。

◇会社の活動範囲の制限から社会的責任論へとつながった「定款の壁」をめぐる争い
◇公害や偽装、情報漏洩など、法人の法的責任を問う制度が抱える問題
◇株主の有限責任制とホールディングスの責任という「抜け道」をめぐる今日的課題
◇株式を売る権利をめぐる切実な要請と、株式譲渡自由の原則により成立した証券市場に受け継がれる自治の気風
◇アダム・スミスが喝破した「所有と経営の分離」が内包する問題、その解決策としてのコーポレート・ガバナンスの核心である株主総会の意義
◇「万能主義」から「限定主義」そして「経営にモノを言う」新たなステージへと変化し続ける株主総会
◇変わる株主(社会)と経営者との関係のもと、これからの株式会社の在り方
などをテーマに、現代のビジネス社会にとって重要な課題を解説。プロ株主(総会屋)との対峙、PL、役員の解任や経営権をめぐる争いなど当事者としての豊富な経験に基づく内容は読み物としても面白く、法務関係者だけでなく、すべてのビジネス人に読んでほしい一冊。

著者紹介

中島経営法律事務所代表。弁護士。弁理士。東京理科大学MOT上席特任教授。

東京大学法学部卒業。1977年東京大学法学部卒。1979年弁護士登録。2007年、日本経団連「行動憲章実行の手引き」改定に関与。日本証券クリアリング機構、リクルート、三菱商事の社外監査役を歴任。2006年から2011年の日経ビジネス弁護士ランキング(コンプライアンス部門、危機対応部門)で、6年連続1位を記録する。

 『社長、それは「法律」問題です!』(共著、2002年、日本経済新聞出版)、『その「記者会見」間違ってます!』(2007年、日本経済新聞出版)、『株主総会の進め方(第2版)』(2009年、日経文庫)、『取締役の法律知識(第4版)』(2021年、日経文庫)、『取締役物語 第2版』(2022年、中央経済社)、『改訂版 コンプライアンスのすべて』(2024年、第一法規)ほか著書多数。

シリーズ名 日経ビジネス人文庫
発行年月 2025年1月
本体価格 ¥2,200
サイズ・版型 A5判(148×210)
ページ数 416ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784296121397
ジャンル ビジネス > ビジネス・経営・自己啓発
映像化・
メディアミックス実績
なし
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