実業之日本社 お気に入り
桜の下で待っている
彩瀬 まる
あらすじ
面倒だけれど愛おしい――
「ふるさと」をめぐる感動の物語
郡山、仙台、花巻……桜前線が日本列島を北上する4月、
新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行く先で待つものは――。
実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……
複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く。
注目の気鋭作家が丁寧に紡いだ、
心のひだの奥底まで沁みこんでくる「はじまり」の物語。
著者紹介
1986年千葉県生まれ。上智大学文学部卒。2010年「花に眩む」で第9回「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。2013年に小説としての初の単行本『あのひとは蜘蛛を潰せない』を上梓。2017年『くちなし』で直木賞候補、2018年同作で第5回高校生直木賞受賞。2021年『新しい星』で直木賞候補。その他の著書に『骨を彩る』『桜の下で待っている』『やがて海へと届く』『かんむり』『花に埋もれる』『なんどでも生まれる』など。また小説以外の著書に東日本大震災の被災記『暗い夜、星を数えて――3・11被災鉄道からの脱出――』がある。
| シリーズ名 | 実業之日本社文庫 |
|---|---|
| 発行年月 | 2018年1月 |
| 本体価格 | ¥593 |
| サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
| ページ数 | 256ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784408554020 |
| ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




