淡交社 お気に入り
安西水丸 東京ハイキング
あらすじ
安西水丸さんが東京都内12エリアを歩き、残した足あとが一冊の本になりました。
多様な街のたたずまい、通りかかる名所旧跡や思い出の地が、豊富なイラスト・俳句とともに綴られています。新緑の中「深川めし」を食べる。幼い頃に雨宿りした迎賓館赤坂離宮を通りかかる。勝鬨(かちどき)橋から眺めた夜景の向こうにマンハッタンを見る。止まることを知らず変わりゆく東京において、水丸さんが歩く道は、どこかこうした潮流から解放されている道ばかり。生まれ育った東京を、最晩年の水丸さんはどう捉えたのか。軽やかなまなざしが光ります。
目次
睦月 飛鳥山から王子神社、名主の滝へ
如月 昭和の名残り漂う「谷根千散歩」
弥生 「目黒のさんま」を聞き、目黒散策に
卯月 キュービズムの絵のような坂の街
皐月 新緑の深川散歩はいいものだ
水無月 雨の四谷荒木町を歩く
文月 月島から佃島へ、そしてまた月島へ
葉月 炎天の上野公園で蟬時雨を浴びる
長月 東京タワーを見上げ、竹芝桟橋からの夜景を眺める
神無月 神田神保町からの脱出は難しい
霜月 魚河岸、好きな言葉だ
師走 木枯らしは下町によく似合う
あとがきにかえて 岡本仁
著者紹介
1942年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科造形コース卒業。電通、ADAC(ニューヨーク)、平凡社を経て独立。雑誌「宝島」「ガロ」などに連載。79年に原田治、ペーター佐藤、秋山育、新谷雅弘と「パレットくらぶ」結成。広告、雑誌の表紙や挿絵、書籍の装画などで活躍のかたわら、小説、エッセイ、漫画、絵本も数多く手掛け、今なお高い人気を博している。主な著書に『アマリリス』『手のひらのトークン』『がたんごとんがたんごとん』など。
| シリーズ名 | --- |
|---|---|
| 発行年月 | 2023年5月 |
| 本体価格 | ¥1,400 |
| サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
| ページ数 | 128ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784473045577 |
| ジャンル | 地図・ガイド > 地図・ガイド |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




