駒草出版 お気に入り
花街アンダーグラウンド
あらすじ
三味線の音が夜のしじまにほどけていく街──花街。京都だけでなく全国の繁華街にひっそりと息づく、日本独自の歓楽地帯である。芸妓や芸者が白粉をまとい、だらりの帯を揺らしながら駆け抜ける舞妓の姿は、いまや世界中の観光客を魅了し、SNSを通じて瞬く間に拡散されていく。しかし、その華やぎの裏側には、長い歴史の中で女たちが徒手空拳で切り開いてきた、もうひとつの“地下水脈”が流れている。登場するのは、伝説の芸者、野心を抱く少女、そして夜の世界で生き抜こうとした女性たち。神楽坂で最高権力者に寵愛された芸者の素顔、江戸を席巻した辰巳芸者の気風、門外不出の秘儀──黒塀の向こうに隠されてきた物語が、静かに、しかし確かな熱を帯びて動き出す。
華やぎと猥雑、欲望と孤独、伝統と変容。花街は、いつの時代も人間の“本音”が露わになる場所だった。そこに宿る情念の濃さは、日本文化のもう一つの顔でもある。
著者紹介
1956年生まれ。埼玉県所沢市出身。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。執筆内容はノンフィクション・小説・エッセイ・評論。著書に『歌舞伎町アンダーグラウンド』『高田馬場アンダーグラウンド』『新橋アンダーグラウンド』(以上、駒草出版)。『東京の異界 渋谷円山町』(新潮文庫)、『東京最後の異界 鶯谷』(宝島SUGOI文庫)。2019年には、自身の著書である『全裸監督 村西とおる伝』(新潮文庫/太田出版)がNetflixでドラマ化され、世界190ヵ国に配信され大ヒットを記録。その他、『全裸編集部』『裏本時代』『AV時代』『ベストセラー伝説』など、著書多数。
| シリーズ名 | 東京の異界シリーズ |
|---|---|
| 発行年月 | 2026年2月 |
| 本体価格 | ¥1,600 |
| サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
| ページ数 | 264ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784909646880 |
| ジャンル | 人文・教養・教育 > ノンフィクション・ドキュメンタリー |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




