株式会社 主婦の友社 お気に入り
くまのこポーロ
あらすじ
親の子離れ、子の親離れできますか? 子育ての最終目的は、親離れできる子に育てること。そして親は、子離れできるようになること。その日に向かう日々の積み重ねは、親の、子の、生きる力になります。親子でいっしょにいられる時間は意外と短いことを、2年間で子育てを終えるツキノワクマの生態が教えてくれます。親子で過ごす日々がいとおしく、誇らしく思える絵本です。『野の花えほん』などで人気の絵本作家、前田まゆみ先生最新作。愛らしいくまの子ポーロの成長の丁寧な描写はもちろん、場面を彩る細密な植物画も必見です!対象年齢:4・5才~。「あとがき」より:このお話は、マタギと呼ばれる東北地方の猟師さんの間に伝わる「いちご落とし」という伝承をもとに描きました。子ぐまが1才半ほどになり、子別れの時期がくると、母グぐまは子グぐまを木いちごのなっているところに連れていき、子ぐまが夢中で食べている間に姿を消すというものです。
著者紹介
神戸女学院大学英文学科に1982年入学。在学中に、洋画家の杉浦佑二氏に師事。卒業後、HSBC(Hongkong and Shanghai Banking Cooperation)大阪支店に勤務。1994年頃から、作家活動を始める。植物、動物を中心とした自然科学系の知育絵本をおもに手がける。ファブリックや雑貨のデザインも手がけ、京都でリネンのショップLINNETの創業、運営にも関わる。著書に「リトルガーデンブック」(ブロンズ新社)「リネンが好き」(文化出版局)「野の花えほん」「いきもの図鑑えほん」(あすなろ書房)「野の花ごはん」(白泉社)など。「いきもの図鑑えほん」は、「国連生物多様性の10年委員会」の100冊の推薦図書に選ばれている。UNICEFのカードの絵も手がける。現在、京都市在住。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2018年2月 |
本体価格 | ¥1,200 |
サイズ・版型 | A4判(210×297) |
ページ数 | 40ページ |
内カラーページ数 | 40ページ |
ISBNコード | 9784074277155 |
ジャンル | 児童書 > 絵本 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |