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花あかりともして
あらすじ
12歳のわたしが昭和18年、ユウガオの花咲く季節へ。
70年の時をこえる不思議な夢で出会ったのは、出征する父と、その帰りを待つ家族の歴史だった……。
花禁止令や京都空襲など、いまだ知られざる史実に光をあてた物語を、人気児童文学作家がみずみずしい感性で現代の読者たちにおくります。
花禁止令とは…昭和16年10月の農地作付統制規則公布により、食料以外の農作物を育てることが制限されました。違反者には国家総動員法による罰則がありました。実施の度合いは地域で差がありましたが、戦局の悪化や、昭和18年8月の第2次食糧増産対策要綱の閣議決定により、「不急作物」とされた花を育てることへの統制はさらに厳しくなりました。
著者紹介
(服部千春)京都府綾部市出身・京都市在住。『グッバイ!グランパ』で第19回福島正実記念SF童話賞大賞受賞。主な作品に「四年一組ミラクル教室」「ここは京まち、不思議まち」「トキメキ❤図書館」シリーズ(以上講談社)など多数。
(紅木春)愛知県名古屋市出身・東京都在住。東京藝術大学卒業。雑誌や楽曲のPVイラストで活躍中のイラストレーター。作品に『女学生探偵物語』アルバム装画などがある。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2017年7月 |
本体価格 | ¥1,400 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 208ページ |
内カラーページ数 | 4ページ |
ISBNコード | 9784907108083 |
ジャンル | 児童書 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |