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ねこになりたい
あらすじ
ある朝、起きてみたら“僕"は猫になっていた。奇妙な扉を抜けると、そこには牧歌的な風景が広がっている。レンゲ畑にサクラ並木……懐かしさに満ちた心の景色。突然の出来事に戸惑っているところに、突然現れた1匹の白猫。白猫にいざなわれ、向かった先には……。洗練された構図に流れる郷愁的な空気が、読者の心に眠るあたたかな記憶を呼び覚ます。叙情性豊かな色使いで綴る、絵本界のネオジャパネスク。 「ねこになりたいなぁ……」−部屋で気持ち良さげに昼寝している飼い猫を眺めていると、ふと、そういう想いに耽ってしまうことがあります。この物語は、多くの人々が一度は体験する、ちょっとした日頃の願望を下敷きにしています。 人生には「思いもよらぬこと」「自分が思い描いたとおりになら無いこと」が多々あります。でも、どんな時でも、最後にこう思えたら幸せだと思います。「まぁ、いいか」と。
著者紹介
風合いのある綿麻の布に手描き染めした作品を制作。身近な自然や命をテーマに、日本の季節や文化などの要素を加え、花鳥画、風景画、縁起物、風物詩などの作品を描く。 2013年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。 主な作品『ねこになりたい』、『ふきだしくん』『ねこのおみやげ』(出版ワークス)。 猫とお酒が好き。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2019年6月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | その他 |
ページ数 | 32ページ |
内カラーページ数 | 32ページ |
ISBNコード | 9784907108373 |
ジャンル | 児童書 > 絵本 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |