株式会社文一総合出版 お気に入り
タンポポのたね どうしてとんでいくの?
あらすじ
タンポポのたね、モミジのたね、どうやって飛ぶのかな? どこに飛んでいくのかな? 飛んでいったらどうなるのかな? 根をはって動かない植物は、たねに旅するためのしかけと栄養をいっぱいつめこんだようです。たねを遠くに運ぶためのいろいろな方法をやさしい絵と文で紹介します。誰もが知っているタンポポの綿毛をスタートに、多様な綿毛の世界、いろいろなタネの飛ばし方、雨や風や動物や鳥に手伝ってもらって、より遠くへタネを運んでもらうという、さまざまな種子散布の方法を紹介します。
著者紹介
絵:ごとう まきこ
映像制作会社で働いたあと、2年半ほど北海道の知床にくらしました。そのときの経験から、生きものたちのくらし、生き方に興味をもち、彼らのことを「親しみやすいかたちで伝えたい」と思いました。その気持ちをたいせつにイラストや、アニメーションも制作しています。本書ははじめての絵本制作となります。『世界遺産知床の自然と人とヒグマの暮らし』(少年写真新聞社)、『くらべてよもう どうぶつの赤ちゃん』(あかね書房)のさし絵、NHK Eテレ「ターシャの森から」オープニングアニメーション制作などを手がけています。
文:かんちく たかこ
しぜんのふしぎさ、おもしろさを伝えようと、本をつくっています。林や森、山の中、道ばたや公園の植えこみ、ベランダの植木ばちの中、いろいろなところにいる小さな生きものを見つけるのがだいすきです。おもな著書は『かくれているよ 海のなか』『すずめのまる』『ほうさんちゅう ちいさな ふしぎな 生きもののかたち』(アリス館)、『くらべて よもう どうぶつの赤ちゃん(全3巻)』(あかね書房)、『鳥になった恐竜の図鑑』(学研プラス)、『つくりかたがよくわかる お料理教室(全5巻)』(岩崎書店)など。
監修:多田多恵子(ただ・たえこ)
東京生まれ。小さい頃から植物や動物が大好きで、植物たちの生きる知恵や繁殖戦略をいつもワクワク調べている。NHKラジオ子ども科学電話相談の回答者としてもおなじみの植物学者。著書は『身近な草木の実とタネハンドブック』(文一総合出版)、『美しき小さな雑草の花図鑑』(山と溪谷社)、『図鑑NEO花』(小学館)、『したたかな植物たち』(ちくま文庫)など多数。第29回(2021年)松下幸之助花の万博記念・松下正治記念賞を受賞。理学博士。
シリーズ名 | はっけん! どこでも だいしぜん |
---|---|
発行年月 | 2021年7月 |
本体価格 | ¥1,600 |
サイズ・版型 | 菊判(150×220) |
ページ数 | 32ページ |
内カラーページ数 | 32ページ |
ISBNコード | 978-4-8299-9006-3 |
ジャンル | 児童書 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |