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SIGNAL シグナル
あらすじ
『百年法』『代体』の著者が放つ“アオハル”SF長篇! 彼らは来るのか?
それは破滅への予兆か、人類への福音か――。
電波天文台が奇妙な信号を捉えた。
調査の結果、三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工的電波だとわかり、人類史上初めて地球外知的生命が確認されることとなった。
中学二年の芦川翔は、この人類史上最大の発見に大興奮するが、周囲の友人は冷めていた。
誰かと感動を分かち合いたい芦川は、高等部の先輩で天文学者を母に持つ男子生徒・朱鷺丘昴の存在を知る。
先輩なら、当然この大発見の意味も僕以上に理解しているはずだと確信し、朱鷺丘先輩に話しかけようと試みるが、先輩は極端に無口で滅多に人と交わらない変人だった……。
一方、宇宙から謎の信号を直接感知する人々が現れる。呼び集められた彼らは、ある実験を試みる……。
十七年後、研究者となった朱鷺丘が、シグナルの解析に成功する。
電波を発するようになって百年余りの人類に向けて、宇宙の彼方からシグナルを送り続ける「彼ら」の目的とは?
「彼ら」は地球にやってくるのか? 果たして人類の運命は――。
『百年法』『代体』の著者が放つ“アオハル”SF長篇!
著者紹介
1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了。製薬会社で農薬の研究開発に従事したのち、98年『直線の死角』で第18回横溝正史賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化され話題となる。13年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。著書に、『ジバク』『人は、永遠に輝く星にはなれない』『乱心タウン』『いよう!』『ギフテッド』『代体』『きっと誰かが祈ってる』『人類滅亡小説』など。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2020年10月 |
本体価格 | ¥1,700 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 272ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784041097908 |
ジャンル | 文芸・文庫 > SF |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |