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ぼぎわんが、来る
あらすじ
全選考委員が絶賛した第22回日本ホラー小説大賞受賞作!
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。秀樹は、取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした、誰にも教えていないはずの娘・知紗の名前であった。その秀樹の目の前で、後輩は腕から血を流して倒れ、病院へ搬送。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールは続く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、女性霊媒師・比嘉真琴にたどりつく。田原家に通いはじめた真琴は、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと気づくが…。はたして秀樹は、“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか?
“あれ”からは決して逃れられない――。綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆきら絶賛の第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作!
著者紹介
1979年大阪府生まれ、東京都在住。幼少時より怪談/ホラー作品に慣れ親しみ、岡本綺堂を敬愛する。2015年に『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回ホラー小説大賞<大賞>を受賞しデビュー。19年、「学校は死の匂い」で、第72回日本推理作家協会賞【短編部門】受賞。他の著作に『ずうのめ人形』『などらきの首』『ししりばの家』『予言の島』『うるはしみにくし あなたのともだち』などがある。巧妙な語り口と物語構成が高く評価されており、エンタメ界の新旗手として期待されている。
シリーズ名 | 比嘉姉妹シリーズ |
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発行年月 | 2018年2月 |
本体価格 | ¥680 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 384ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784041064290 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ミステリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり (実写映画「来る」 https://www.toho.co.jp/movie/lineup/kuru-movie.html) |