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UTSUROI 本間幸夫の漆の仕事
あらすじ
漆の木の栽培から作品製作まで一貫した独自の工房スタイルを確立、国内はもとより海外でも高い評価を受ける異色の漆工芸家、本間幸夫氏のはじめての作品・論考集。本間氏の代名詞ともいえる木皮を使った作品群のほか、木地を使った作品、幻の漆ともいわれる「金漆」を使った作品などを紹介し、自らそれら作品への思い、技法などについても解説する。さらに自身の作家としての体験を踏まえ、漆、そして工芸への思い、漆芸家としてのあるべき姿勢、これからの漆芸のあり方などについても論考している。
【うつろい UTSUROI 】
日本人には、この「うつろい」を西洋よりも大切にする感覚があるように思います。全てのものは時間とともにゆっくりと変化するという概念です。この感覚は、自然素材を使った木工、陶器、漆器、染色、織物、絵画、建築などで顕著です。「うつろい」は私の仕事にとって重要で、基本的な考えです。木皮や漆塗りの肌を持つ作品が仕上がったときから、ゆっくりと変化を続け、その折々で豊かな表情を見せてくれることを願っています。
著者紹介
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シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2018年12月 |
本体価格 | ¥2,500 |
サイズ・版型 | A4判(210×297) |
ページ数 | 184ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784296100811 |
ジャンル | エンターテイメント > 画集・写真集 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |