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雲上雲下
朝井まかて
あらすじ
「草どん、語ってくれろ」どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。
子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う!
「俺たち、本当に存在しているんですか?」
やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。物語が世界から消えてしまうのか?
不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。
著者紹介
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し『実さえ花さえ』でデビュー。(受賞作は文庫化され『花競べ向嶋なずな屋繁盛記』と改題)『恋歌』で第150回直木賞を受賞。『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、『眩』で第22回中山義秀文学賞、『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞を受賞。著書に『すかたん』『先生のお庭番』『御松茸騒動』『残り者』『落陽』『最悪の将軍』『銀の猫』などがある。
シリーズ名 | 文芸書 |
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発行年月 | 2018年2月 |
本体価格 | ¥1,700 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 448ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784198645595 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり (ラジオドラマ) |