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日本画画材と技法の秘伝集 【新装版】
小川 幸治
あらすじ
東京美術学校(現東京芸術大学)で、「日本画彩色の虎の巻」とされて受け継がれてきた、江戸狩野家の幻の技法書『丹青指南(たんせいしなん)』を読みながら、伝統的な日本画の画材や技法を知り、現代の画家の技法と比較対照して実験を試み、写真とイラストでやさしく解説した画期的な画材と技法のガイドブック。日本画は他の絵画と比較しても、道具や絵具類の扱い方が難しく、基本的な知識や表現法を知らなくては、なかなか上達しない。そこで本書は、日本画の実践を画材編、技法編、実技編に分けて構成。例えば胡粉の溶き方は約20種類示して、各画家たちの溶き方や使い方を知り、その中から自分に合った方法を学べるようにした。また、現代の新しい画材を用いた技法についても紹介してみた。さらに、これまで美術大学で必須課題として初心者が描いてきた「ゆり」を、大学や美術団体の系統別、基底別に描き方を紹介したり、「さくら」などを様々な実技例としてプロセス解説した。巻末には日本画用語集も掲載。日本画を描いている方にとって、座右に置きたい、比類なき実践的参考書である。
著者紹介
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シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2016年11月 |
本体価格 | ¥7,000 |
サイズ・版型 | B5判(182×257) |
ページ数 | 246ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784817020758 |
ジャンル | エンターテイメント > 芸術 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |