あらすじ

わたしは、松田コロン。小学5年生。家は東京の西のほうにあって、代々せんべい屋をやってる。この春、わたしはちょっと信じられないような学校に転校した。でも、自分から望んだわけじゃなくて、今は行方知れずのおじいちゃんが、勝手に入学手続きをすませてたから。それで入試なし、授業料ただ、家から離れた山奥のこの学校に流されるまま通い始めた。名前は「私立探検家学園」。どうやら探検家を目指すための学校みたい。学園には色んな国から、色んな人種の子どもたちが集まってきている。いちおう授業は国語、算数，理科、社会…ってなってるけど、どれもわたしが前の小学校で受けてたものとはかなりちがってる。もう分かってる内容だったら、受けなくてもいいです、なんてことも言われるし。そんな学校にもなれた夏休み間近のある日、先生が言った。
「あすは、実習になります」
そしてわたしたちに告げられたのは、驚きのミッションだった。
おもしろいこと全部入り。心躍るシリーズ開幕！

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