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鳥博士と天才カラス
あらすじ
ある日、1羽のカラスに出会った鳥博士。それが、水飲み場でみずから水を出して、飲んだりあびたりすることができる天才的なカラス、グミでした。日本広しといえども、いや世界を見わたしても、みずから水を出せるカラスはそうそういません。博士はわくわくしながら観察を続けます。おどろくような技を見せるグミ。その天才ぶりにおどろく博士。そして観察を続けた博士を待っていたものは……。
著者紹介
作:樋口広芳(ひぐち・ひろよし)
1948年横浜生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。米国ミシガン大学動物学博物館客員研究員、日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院教授を経て、現在、東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。専門は鳥類学、生態学、保全生物学。日本鳥学会元会長。主著に「鳥の生態と進化」(思索社)、「鳥たちの生態学」(朝日新聞)、「鳥たちの旅ー渡り鳥の衛星追跡ー」(NHK出版)、「生命(いのち)にぎわう青い星ー生物の多様性と私たちのくらしー」(化学同人社)、「赤い卵のひみつ」(小峰書店)、「日本の鳥の世界」(平凡社)、「鳥ってすごい!」(山と渓谷社)、「鳥の渡り生態学」(東京大学出版会)、『ニュースなカラス、観察奮闘記』(文一総合出版)など。
絵:おおたぐろまり
神奈川県生まれ。茨城県つくば市在住。イラストレーター、絵本作家。身近なフィールドで出あった生き物たち,特に野鳥を描いている。1992年度美学校細密画教場を受講、これを機に本格的にイラストを描き始める。1993年より図鑑、雑誌、パンフレットなどのイラスト制作、2004年からは絵本の挿絵や制作に携わる。手がけた絵本に『鳥のくらし図鑑身近な野鳥の春夏秋冬』、『この羽だれの羽?』(偕成社)、『つばきレストラン』(福音館書店)、『やまざくらとえなが』、『あきのおさんぽいいものいくつ?』、『はるがきた!いいものいくつ?』(すべて月刊「ちいさなかがくのとも」福音館書店)などがある。日本ワイルドライフアート協会、日本野鳥の会茨城県、宍塚の自然と歴史の会会員
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2022年5月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | B5判(182×257) |
ページ数 | 48ページ |
内カラーページ数 | 48ページ |
ISBNコード | 9784829990162 |
ジャンル | 児童書 > 絵本 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |