株式会社集英社 お気に入り
雪とパイナップル
鎌田 實・作/ 唐仁原 教久・画
あらすじ
心があたたかくなるノンフィクション絵本。
チェルノブイリの放射能汚染で白血病になった少年アンドレイと、日本からきた若い看護師ヤヨイとの心の交流を、ベラルーシの美しい自然を背景に描いた絵本。
放射線に体を蝕まれて余命いくばくもないアンドレイは、食欲もない中一つの願い事を持つ。「ああ、もう一度パイナップルを食べたい」。弥生は何とか願いをかなえてあげたいと思いますが、物資の不足しているベラルーシでパイナップルを手に入れるのは至難の技。それでも、アンドレイの願いはヤヨイからさらに周りの人に広がり、遂にアンドレイの手元にパイなプルの感が届くのでした!
現在の困難な世界情勢だからこそ、多くの人に読んでもらいたい、読者に涙と感動をさそう作品です。
著者紹介
鎌田實/1948年生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。チェルノブイリ原発事故後の1991年より、ベラルーシの放射能汚染地帯へ医師団を派遣し、医薬品を支援。
唐仁原 教久/(1950年8月25日生まれ - 2022年7月6日)。日本のイラストレーター、アートディレクター。数多くの書籍、ポスターのデザインを手がけた。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2004年6月 |
本体価格 | ¥1,500 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 104ページ |
内カラーページ数 | 104ページ |
ISBNコード | 4-08-781307-X |
ジャンル | 児童書 > 児童書 全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |