(株)小学館クリエイティブ お気に入り
どこにいるの イリオモテヤマネコ
あらすじ
イリオモテヤマネコがすむ西表島の大自然
生きものと人とのつながりを美しい写真と平易な文章で解説する「ふれあい写真えほん」。
本書は、西表島にのみ生息するイリオモテヤマネコを探し、糞や足跡、などをたどり、ようやく出会うまでを描いています。
地球は「奇跡の星」といわれ、100万種以上の動物、30万種以上の植物が生きています。私たち人間も地球に暮らす動物の1種です。そして、地球上の生き物はすべてがつながり合って生きています。
国の特別天然記念物イリオモテヤマネコは、地球上で西表島に約100頭が生息するのみです。
島民に話を聞いたり、糞や足跡、木の幹に残る爪あとなどを観察したりしているうちに、イリオモテヤマネコは獲物の動物をよく知っているのだと気づきます。
西表島のすべての自然がイリオモテヤマネコとつながっていたのです。
ついに出会えたイリオモテヤマネコは、こちらを観察しているようでした。
命と命がつながっていること、自然の中に私たちは生かされていること、そして観察することの大切さを知る1冊です。
著者紹介
1957年、横浜市生まれ。大学卒業後、雑誌編集者を経て、フリーの写真家になる。西表島に約10年間移住し、イリオモテヤマネコを中心に「命のつながり」を記録した。その後、ボルネオ島などで熱帯雨林、環境問題などをテーマに撮影している。「イリオモテヤマネコ」(小学館)、「ゾウの森とポテトチップス」(そうえん社)など、生きものと自然に関する著書は多数。
シリーズ名 | ふれあい写真えほん |
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発行年月 | 2017年2月 |
本体価格 | ¥1,400 |
サイズ・版型 | B5判(182×257) |
ページ数 | 32ページ |
内カラーページ数 | 32ページ |
ISBNコード | 9784778035303 |
ジャンル | 児童書 > 絵本 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |