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猫のいる日々〈新装版〉
映像化希望作品
大佛次郎
あらすじ
私の家に住んだ猫の数は五百匹に余る。
黒猫ばかりふえた時代があるかと思うと白猫ばかりの天下があった。両統対立の時代もあった。
仕事に向かうと、極端に無口で怒りっぽくなる心をなごませてくれるのが、猫であった。猫は人間に冷淡なので好きだ
――そう述懐する著者の猫への眼差しは、どこまでも暖かい。
文豪の、猫に関する小説、童話、随筆を集大成した不朽の名編!
著者紹介
1897-1973。横浜生まれ。東大法学部卒業。教師、外務省嘱託のかたわら小説を発表し、「鞍馬天狗」のシリーズが好評をはくし、作家専業に。代表作に「赤穂浪士」「乞食大将 後藤又兵衛」「帰郷」「パリ燃ゆ」「天皇の世紀」等多数。芸術院賞、朝日文化賞、文化勲章を受章。実兄は星の学者として名高い野尻抱影。鎌倉の自宅は一般公開され、港の見える丘公園内には、大佛次郎記念館がある。また、74年、朝日新聞社主催で大佛次郎賞が創設された。
シリーズ名 | 徳間文庫 |
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発行年月 | 2014年8月 |
本体価格 | ¥680 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 384ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784198938741 |
ジャンル | 文芸・文庫 > 日本文学 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |