あらすじ

三毛猫はなぜ雌が多いのか、オッドアイはなぜ起こるのかなどを、遺伝学的な見地から解説する図鑑。柄ごとの特性の違いを解明しながら、わかりにくい遺伝の法則をわかりやすく、楽しく解説しています。猫を飼っている人もそうでない人も楽しめる楽しい「猫柄図鑑」です。
猫が好きな人はもちろん、猫の柄がどうしてあんなにバリエーションがあるのか気になる人は、必見です。

著者紹介

1966 年、兵庫県出身。九州大学理学部卒業。理学博士。国立環境研究所、京都大学霊長類研究所、北九州市立自然史・歴史博物館（いのちのたび博物館）などを経て、現在は西南学院大学人間科学部教授。猫の島として知られる福岡県の相島で、７年間に渡って猫のフィールドワークを行い、その生態を研究する。おもな著書に『ねこの秘密』（文春新書）、『ねこはすごい』（朝日新聞出版）など。NHK「ダーウィンが来た！」「美の壷」などにねこ博士として出演。