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退歩を学べ ロボット博士の仏教的省察
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あらすじ
「退歩」とは禅に由来する語で、禅では「進歩」が「外的な対象に着目する姿勢」を言うのに対して、「退歩」は「心を問題にする姿勢」を意味します。
著者によれば、「進歩」だけでなく「退歩」が機能してこそ真に進歩するといい、「退歩」の具体的な実践方法として、仏教に基づくものの見方を図表や写真を用いて説明します。
東日本大震災以前から「進歩」一辺倒の歪みが露呈している現代日本ですが、「退歩」によって私たち一人一人が心豊かに生きていく先に、日本全体の真の「進歩」があると語ります。
著者紹介
森政弘(もりまさひろ)
1927年、三重県生まれ。
名古屋大学工学部電気学科卒業。
工学博士。東京大学教授、東京工業大学教授を経て現在、東京工業大学名誉教授、日本ロボット学会名誉会長、中央学術研究所講師、NPO法人国際ロボフェスタ協会特別顧問、ロボコンマガジン編集顧問。
ロボットコンテスト(ロボコン)の創始者であるとともに、約40年にわたる仏教および禅研究家としての著作も多い。
近著に『親子のための仏教入門――我慢が楽しくなる技術――』(幻冬舎新書)がある。
シリーズ名 | アーユスの森新書 |
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発行年月 | 2011年11月 |
本体価格 | ¥900 |
サイズ・版型 | 新書(103×182) |
ページ数 | 256ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784333025121 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |