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慟哭
あらすじ
連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈なデビュー作。初版刊行より30周年。
著者紹介
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年に『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞。『光と影の誘惑』『プリズム』『愚行録』『ミハスの落日』『明日の空』『新月譚』『ドミノ倒し』『私に似た人』『邯鄲の島遥かなり』『紙の梟 ハーシュソサエティ』など著作多数。
シリーズ名 | 創元推理文庫 |
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発行年月 | 1999年3月 |
本体価格 | ¥743 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 418ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784488425012 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ミステリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |