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壊れた自転車でぼくはゆく
市川 拓司
あらすじ
「『いま、会いにゆきます』から12年、あの時にふれられなかった愛と別離の真実を、ようやく描くことができました」市川拓司
*
限られた時の中で、精一杯自分たちの命を生きた恋人たちの旅の記録。
「故郷とは真利子であり、それがわたしのすべてだった――」
突然失踪した祖父の寛太。「旅に出ます。月曜日には戻ります」
ナイーブで、いつも何か怯えていた寛太。戦時下の空襲が、いつしか彼の心に暗い影を落としたようだ。
寛太が果たすべき約束とは? 壊れた自転車とともに旅をする祖父が語る、美しい愛の物語。
著者紹介
1962年東京生まれ。2002年に『Separation』でデビュー。2003年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化・テレビドラマ化され、文庫と合わせて140万部の大ベストセラーとなる。他の著作に『恋愛寫眞―もうひとつの物語』『そのときは彼によろしく』『こんなにも優しい、世界の終わりかた』など、恋愛小説の旗手として支持される。2016年6月に自身初の新書『ぼくが発達障害だからできたこと』(朝日新書)を上梓。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2018年7月 |
本体価格 | ¥726 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 312ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784022648723 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |