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こわれもの
映像化希望作品
浦賀和宏
あらすじ
売れっ子漫画家、陣内龍二の婚約者・里美が交通事故で死んだ。
ショックのあまり、陣内は、連載中の漫画のヒロインを作中で殺してしまう。
たちまちファンからの抗議が殺到する。
だが、その中に、消印が事故の数日前という里美の死を予知した手紙があった。
手紙の差出し人を訪ねると、神崎美佐という四十八歳の落ち着いた女性だった。
部屋には作中のキャラクターが飾られ、熱心なファンであることを示している。
本当に、死を予知する能力が神崎にはあるのか?
失われた恋人への狂おしい想いの果てに、陣内が辿り着く予測不能の真実。
著者紹介
1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。 2020年、急逝。
シリーズ名 | 徳間文庫 |
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発行年月 | 2020年6月 |
本体価格 | ¥700 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 384ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784198945633 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |